「あなたはどう生きたいですか?私はあなたに興味があります」 ことのは伝道師 細川亮さん

皆さんは自分は発している言葉をどれだけ意識することが出来ていますでしょうか?何気なく使っている言葉が自分自身を作り出しています。そして、自分が口にしている言葉を変えることが出来れば、自分を変えることが出来る。今回はそのように仰っていることのは伝道師の細川亮さんにお話を伺ってみました。一体どんな学生、社会人生活を過ごしてきたのでしょうか?

細川亮さん(ほそかわ・りょう)さん

ことのは伝道師

人の本質は口にしている言葉に現れる

  • 今日はありがとうございます!まず、ことのは伝道師とは一体どんな仕事でしょうか?

  • はい。ことのは伝道師は端的に言うと人の思考を言語化して未来を実現する仕事です。実際には、経営者や個人事業主の方々の顧問という立ち位置で簡単には言えないような事業の悩みや今後の方向性などの相談役をしています。この仕事をする上では耳が痛いことを忖度なく伝えることを大切にしています。たとえ、本人にとっては耳が痛い言葉であったとしてもその方の人生が本当に豊かになるならばはっきりと伝えています。

  • 珍しい仕事だと思います。なぜ、その仕事をしようと思ったのでしょうか?

  • それは少し経緯が長いので、独立した話からさせてください。

  • 私は会社員を辞めて、最初はダイエットコーチとして独立をしました。
    それは私自身、9ヶ月で22kgを習慣改善の力によって減量をすることが出来た経験からスタートしました。
    その当時、ライザップも流行っていたこともあり、ダイエット法は売れると思って始めるとこれが本当に上手くいきました。

    すると、周りのコーチングなどをしている友人がどのようにしたら売れるのかを聞かれるようになったので、ダイエット法だけでなく、どのようにしたら売れるのか商品提供のコンサルティングまで拡げ月収が100万円を超えるほど稼げるようになりました。
    その勢いでイベント、セミナーの運営会社を仲間と立ち上げたのですが、これは全く上手くいきませんでした。

    独立して半年ほどで暗雲が立ち込み、9ヶ月後で事業運営が回らなくなったので、知り合いのオーダースーツの社長のもとでオーダースーツの業務委託に移りました。オーダースーツは好きだったのですが、手先が不器用過ぎて最終的にクビになりました。

  • その次は塾講師の業務委託をしました。周りからポンコツ先生キャラクターでいきましょうと言われ、実際にポンコツキャラで生徒にも弄られたのですが、私自身プライドがかなり高かったので、耐え切れず発狂をして過呼吸を起こす程にしんどかったです。その頃は、私生活でも色々あり、もう人生どうでもいいなと思っていました。

    そのような時に以前、起業初期に知り合っていた友人から群馬県の山奥で農地の整備をすればご飯と家がタダで付いてくるところがあるから行こうよと言われて即決で男3人で行きました。そこで農作業を午前中にして、午後はお金もなかったのでずっとYouTubeを見ていました。

    YouTubeを見続けると実際にYouTubeをやってみたくなり、自分達で動画を撮ってパソコンで編集してSNSにアップしました。すると、繋がっている経営者の方から声をかけられて動画編集の外注を依頼されるようになりました。運良く3ヶ月で1万人の登録者、100万回再生の動画も作成出来、周りからYouTubeのコンサルティングをお願いされるようにまでなりました。

  • 多くの方にYouTubeのコンサルティングをしてきて感じてきたことはYouTubeは人の根本的な問題の解決ではなく、結局のところ集客の手段でしかないということです。
    僕自身、YouTubeのコンサルティングをしていてもYouTubeよりもその人が何を大切にしてどう生きたいのかが気になってしまいました。無理をして稼ぐ自分やかっこつけた自分でいることよりも素のままの自分であることの方が大切であるとを自分の人生を振り返って感じます。何がその人の人生をより効果的にするのか?を考えた結果、辿り着いたのが「言葉」でした。
    YouTubeだと必要な人もいれば、不必要な人もいます。一方で発する言葉は今すぐに変えることが出来るし、人生に与える影響も大きいです。
    本質を見抜き、真に望みを導きたく「ことのは伝道師」として活動しています。

言葉は伝えることよりも伝わることの方が大切

  • この記事は学生に向けて発信をしています。細川さんはどのような学生活を過ごしてきましたか?

  • 高等工業専門学校に5年間通いました。将来は博士になりたくて高専3年生の時から研究室に入り、高専4年生の時には1人で学会発表をするほどまで勉強をしましたが、研究は自分が思っているよりも面白くないことに気付きました。将来は博士の道ではなく、社会人として、社長を目指すのが面白そうと思ったことと親元から早く自立したかったので、東京の環境機械のメーカーに就職をしました。

  • 実際の社会人1年目はどうでしたか?

  • 正直、1年目はかなりきつかったです。当時、職種は設計で入ったのですが、現場仕込みの上司や先輩は口がわる方もかなり多かったです。同僚は僕のことを想って言ってくれるのは頭では分かるのですが、言い方が酷過ぎて全く受け入れられませんでした。その時に相手に伝えることと伝わることは別物であり、どんなに伝えたいことを言っても相手に伝わらないと意味がないことを学びました。父親の縁で入社をしましたが、2年と10カ月ほどで退職をしました。

  • 言葉の攻撃を受けた経験があるのですね。退職された後はどうされましたか?

  • 退職後は職種を変えて転職をしようと思い、技術系の専門商社を営業職で入社しました。古い体制の会社でしたが、割とに自由にさせてもたえたので凄く楽しかったです。しかし、持病の緑内障で、視野が狭くなる症状が会社として問題になる事態になりました。工事現場で、監督業務を行うことがあるので、視野が狭く事故の可能性がある者を現場に出すのはリスクだと考えられたのでしょう。もちろん会社も親身に対応策を考えてくれましたが、その当時は独立も少し考えていたので、会社側と話し合って会社都合で退職させて頂き、ダイエットコーチとして独立しました。

「あなたはどう生きたいですか?私はあなたに興味があります」 

  • 最後にこの記事を読んでいる大学生にメッセージをお願いします!

  • 「あなたはどう生きたいですか?」と聞きたいです。
    僕自身、学生の方に偉そうに何か言うつもりはありません。ただただ、あなたに興味があります。
    僕の方が年齢は上ですが、人間としては対等であると思っています。むしろ、学生から学ばせて頂くことの方が沢山あります。

    だから、あなたがどう生きるのかを純粋に聞かせてください!
    すぐに答えが出なかった時は是非、一緒に考えましょう!

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