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「就活でも人生でも大切なことは誰の側にいるか」 ── 権藤 優希氏が何度も伝えたい仲間と一緒に動く力

就職活動は自分との闘いである。これからの進路は大切でありとても繊細だからこそ、同じ学生の仲間とはどことなくよそよそしくなり、距離を取ってしまう方もいるのはないでしょうか。

本日は株式会社シーマネジメント代表取締役の権藤優希さんに就活でも人生でも大切な仲間の存在についてご自身のご経験を含めて語って頂きました。

それだけでなく、仲間作りで意識すべきポイントや上手くいっている人の真似をする、入社後の圧倒的に活躍出来るマインドまで伺いましたので、是非一読頂けますと幸いです。

権藤優希(ごんどう・ゆうき)さん

株式会社シーマネジメント代表取締役。 都内で飲食店、オーガニックショップ、講演会、ビジネストレーニング事業などを多岐にわたって展開する。 福岡県久留米市生まれ。大学卒業後、日本電気株式会社(NEC)に入社。 新人最速で大型案件を受注し、注目を集める。 NECにおいてさまざまな賞を獲得した後、4年目に独立。 起業後はNEC時代のノウハウを活かし、営業の事業において、半年間で業界内世界2位の記録をつくる。 自身の経験をもとにおこなわれる講演会は大人気で、20~30代の若者を中心に、500人規模の講演会を毎月開催している。 最近ではオンラインサロン「ごん×櫻井のモテモテ塾」も注目を浴びている起業家。 著書に『自分で決める。』『心が強い人のシンプルな法則』『「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本』(きずな出版)などがある。

勇気を持って明るくカラッと元気に図々しく声をかけよう!

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    本日はありがとうございます。早速ですが、権藤さんはなぜ、就職活動で仲間の存在が大切だと思うのでしょうか?

  • それは僕自身が学生時代に就活支援サークルに入り、勢力的に動いている人達と常に一緒にいたので、就職活動においてもモチベーションを下げずにずっと意識高くいれたからです。

    どうしても1人でやると人間はついサボりたくなるので、仲間と一緒にいた方が行動力も効率も上がります。部活動と同じで皆と動いているうちにやる気も出てきて、楽しくなっていきます。

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    権藤さんは就職活動をしていく中であの人は内定を持っていて、自分はないといった比べられている感覚はありませんでしたか?

  • そうですね。焦りは確かにありましたが、それよりも上手くいった結果の原因を共有できるので、仲間と一緒にいるメリットの方が大きいなと感じていました。

  • そうは言っても、居心地が悪いなと感じる気持ちも分かります。元気いっぱいでやる気満々の人と一緒にいると比べてしまい、潰れそうになる時もあるかもしれません。

    けれども、それ以上に頑張りたい人といるから頑張れるし、エネルギー高い人といるからエネルギーが高くなれるし、笑っている人といるから笑うようになります。

    自分1人だけでは急に意識は変えられないので、誰と一緒にいるかはとても大切です。

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    どうしたらそういう学生の仲間と一緒にいれますか?

  • SNSが発達した今の時代だとちょっとした勇気を振り絞ったら意外と良いコミュニティに出会えると思います。

    その時に重要な点は自分が何を得られるかでなくて、何を与えられるかで考えることです。

    例えば、懇親会や勉強会を自分で積極的に手配をしたり、講義のメモを取ったりして自分に何が出来るかを考えて動くと輪の中に入っていきやすい気がします。

  • あと、うちの会社の飲食店の大事にしている標語に「明るくカラッと元気に図々しく」とあります。

    これは人間関係の初対面でとても大切だと思っていて、反対に暗くヌルッと近づかれても嫌じゃないですか。

    既に出来上がっている輪に入ろうとすると、暗く恐る恐る行きがちですが、そうではなく、明るくカラッと元気に図々しくを意識して声をかけてみて欲しいなと思います。

上手くいっている人の側にいてその人になりきる

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    権藤さんは僕と同じ西南学院大学出身ですが、学生時代は何にエネルギーを注ぎましたか?

  • 大学時代はヤフオクドームでのビールの売り子に熱を注ぎました。

    それは単純に野球が好きだったのと、営業で沢山の人と慕われている父親の姿を見て尊敬して、自分も営業や接客をやってみたいと思ったことが最初のきっかけです。

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    実際にやってみてどんなことを感じましたか?

  • 純粋に接客面白いなと感じました。

    お客さんと仲良くなると、名前を覚えて常連さんになって頂いて、僕が来るまでわざわざ待って貰ったり、次の試合も宜しくねと言って貰えたりするようになります。

    ビールの売り子は女性しか売れないと思われがちですが、男性の売り子は珍しかったので、おば様や家族の連れから積極的に買って貰い、最終的にはナンバーワンにもなれました。

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    女性や家族にターゲットを絞ったこと以外にナンバーワンになれた理由は何でしょうか?

  • 売れている風に演じることですね。残念なことに売れてない人は覇気からもう売れません。優雅に歩きながらいかにも売れっ子である雰囲気を醸し出してました。

    そして、その為に大切にしていたことは売れている人と常に一緒にいることです。常にその人の側にいても動きや会社、細い所作まで真似をして、そこから自分のオリジナルを生み出していきました。

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    そこから就職活動はどのように決めましたか?

  • 就職活動の軸は今までしたことがない凄い体験が出来ること、裁量権が大きく仕事を任せてもらえること、東京で力試しをしたい気持ちで選びました。

    最終的には親の影響もあり、ネームバリューがあるNECで決めましたが、600人いる同期も皆温かさある良い人たちだったので、間違いなかったと思います。

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    お聞きしていると、向上心がとても高いなと感じましたが、誰もがそんなに上昇志向でなく悩んでいる人もいると思います。そういう方は何から意識したら良いでしょうか?

  • まずは、出来る約束からやることが大事です。例えば、一日1冊読み切ることは難しければ、毎日15分でも良い。僕も全く読書ができませんでしたが、そこから始めて本が読めるようになって、好きになってハマって今では自分で本を書くようにまでなりました。

  • 小さいことでも自分が決めてやればプラスの信念が貯まります。僕は人生はこのプラスの信念を貯めるゲームだと思っています。

    自信がなくてなかなか行動に移せない人はこの自分との小さい約束を少しずつ守って蓄えていけば、セルフイメージが上がっていき、自信に繋がり変わっていくことが出来るはずです。

何も出来ないからこそ、可愛がられるための努力が大事

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    最後に入社したあと圧倒的に活躍できるマインドを教えて頂いてもいいですか?

  • はい、僕がNECで3年でトップ営業マンになった経験から3つあります。

    ①可愛がられる②わからないことは素直にわからないと言う③同じ失敗は2度としないです。

    最初は自分よりも周りの社員やお客様の方が知識があるので、知ったかぶりをしてもいけません。

    自分では何も出来ないからこそ、いかに沢山の協力者に手伝ってもらうことが大事です。

    僕も出張したら必ずお土産を買っていましたし、もっと小さいことでいうと必ず自分から挨拶をするようにしていました。

    学生の皆さんもぜひそうする姿勢を大切にしてくださいね。

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    ①の可愛がられることは見た目でない誰でも出来る努力であるところが大切だなと感じました。僕もします。改めまして、本日はありがとうございました。

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