「世界は自分で創る」一般社団法人発酵こころ美人協会 代表理事 奥田涼子さん

今回は一般社団法人発酵こころ美人協会代表理事の奥田涼子さんに伺いました。どんな学生・社会人生活を経て現在のやりがいを感じられる仕事に至るのでしょうか。その人生を振り返って学生に伝えたいメッセージは何でしょうか。この記事を読んで1人でも多くの学生が何か勇気を持つきっかけになれば幸いです。

菌のように自分が喜んで生きれば周りも自然と幸せになる

  • 涼子さん、今日はありがとうございます。現在は具体的にどんな仕事をしていますか?

  • 現在は誰もが自分らしく幸せな人生を過ごすためにおひとりおひとりの願いや理想、夢を叶える仕事をしています。具体的には量子力学や脳科学、心理学をなどを用いて3次元の方法論でなく5次元の創造の観点からその人だけに沿った願いを具現化する方法や仕組みをお伝えしております。

  • 奥田涼子(おくだ・りょうこ)さん

    2011年、東日本大震災をきっかけに 「発酵」の素晴らしさに目覚め、東京移住。 発酵食品教室で発酵学の講師として伝えているうちに、「発酵」の仕組みそのものに「人生を幸せに生きるヒント」がたくさん隠されていることに気づく。  2012年より発酵教室・講師活動を開始。これまで延べ1000名以上が受講。9割以上がリピーター。 ■ 雑誌「Veggy」2016年3月号掲載■ 雑誌「安心」2016年8月号掲載■ 雑誌「おなかぺたんこダイエット」ムック本掲載■寄稿「スマートショッピング」【発酵食のプロに聞いた!】醤油・味噌・納豆鉄板おすすめ人気ランキング10選■講演(東芝グループ様・ペライチ様・サンクチュアリ出版様)

  • プロフィール欄で東日本大震災をきっかけに「発酵」の素晴らしさに目覚め、その講師として活動していき「発酵」の仕組みに人生を幸せに生きるヒントがあることに気づくとの記載があります。どのような部分が当てはまりますか?

  • 私が「発酵=菌が生きていること」から学んだ人間に共通する幸せな生き方は7つあります。
    ①世界でたった一つのオリジナルな存在であること
    ②自然界の中で自然体で生きていること
    ③共生、調和の世界でお互いに支え合い生きていること
    ④良い悪いといった二元論がないこと
    ⑤常に変化成長をし続けていること
    ⑥すぐに完成せずに育む過程を楽しめること
    ⑦自分らしく本当の自分で生きていることです。

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  • 菌と人間は違うようで例外なく生き方が共通しているのですね。

  • はい。菌は誰かにお世辞を言って媚びようとしているのではなくただただ菌自身が喜んで生きている(発酵している)だけです。それだけでも人間にとっては非常に助かり嬉しく「いいね!」「美味しいね!」「有り難い」と感じて貰えます。これを人間に当てはめると人間も菌のように自分が喜んで生きることが出来ればその周りも自然と幸せになると気付きました。

  • そのことに気づいてから「発酵」食品を教える講師から人を輝かせる「発光」人を幸せにする「発幸」を仕事にしたのですね。

  • もちろん発酵食品を教えることは好きで上手だと自負もしております。けれども発酵食品を教えるのは作り方や菌の仕組みを知れば誰でも出来ます。私は人の発光に立ち会い輝かれていく姿を見ることに他では味わえないほどの喜びとやりがい、この仕事は自分にしか出来ない使命感も感じております。

「人生どんなこともすべて○」

  • この記事は学生に向けて発信をしております。涼子さんはどんな学生生活を過ごしておりましたか?

  • 私の学生生活は暗黒時代で楽しい思い出がほとんどありません。集団生活に馴染めず、最終的には大学を中退をしています。早く社会人になりたいわけでもなく、息苦しくて消えたいなとすら思う暗い日々でした。

  • 今の涼子さんからは想像がつきませんね。

  • そう見えるかもしれません。中退した後は、ユニクロの準社員としてオープニングスタッフをして数多くの表彰もされました。ユニクロを辞めてからは英会話スクールのマネージャーを務め、月1500万円の売り上げを出す程に必死に営業をして結婚と同時に退職をしました。主婦をしながらレジ打ちやハローワークの失業給付などの転職を繰り返し、2011年の東日本大震災をきっかけに人生の大きな分岐点を迎えます。

  • 何があったのでしょうか?

  • 東日本大震災で東北にいる家族からカセットボンベや非常食などの物資を送って欲しいと連絡がありました。テレビで体育館にいる家族と同じ物資で困っている方々を見ながら、もし今後も災害が起きた際、カップラーメンや缶詰の非常食ではなく生で食べられ栄養価が高く保存が出来る食品は何かを考え発酵食品が閃きました。タイミング良くその年の春から発酵食品の資格が取れる講座が東京で始まったので福岡から毎週通っていました。遠方から学びに行く人は珍しく成績も1番良かったので協会の方から講師にならないかとスカウトして頂き、東京に移住をして発酵食品の講師を始めました。

  • 発酵食品の講師をしてどんなことを感じましたか?

  • 講師の仕事は月1回しかしておらずパートで年間約400名程の方と面接をする採用人事もしておりました。協会での良さも感じながら一方で外部の活動が出来ない不自由さもあったので協会を離れて福岡と東京で独り立ちをしました。料理教室を開催すると「大豆はどこの銘柄がいいのですか?」「塩を1グラム入れすぎからもうダメだ」といったストイックで正解を求める生徒が多いことに私は違和感を感じました。発酵食品に間違いはなく全部OKで、私のモットーも人生どんなことでもすべて○です。表向きは生徒様たちに発酵食品を教えていながら、裏ではこの方々の人生がもっと生きやすくてすべて◯になるように説明をしていました。主人との離婚を機にハワイに1人旅をして自分と向き合い、発酵の原理と人の幸せの原理が一緒であることに気づいてから人の発光(発幸)の力になりたいと思い現在に至ります。

  • 涼子さんのモットーである人生どんなこともすべて○はどういう意味でしょうか?

  • これは友人の田中克成さんに気付かせて頂いたもので人生で起きることには全てに意味があり、仮に目の前でネガティブといわれることが起きても、「まぁいいか!」「OK!」と前向きに変えていく力のことです。

「世界は自分で創る」

  • 最後に涼子さんの人生を振り返って学生の方にメッセージをお願いしても大丈夫でしょうか?

  • はい。自分のピュアハートに逆らわずに進んでください!暗い学生時代の私は自分に沢山の✖︎をつけていました。けれども自分らしく生きようと決意してから、人生が大きく変わり始めたことを強く実感をしております。ネガティブ思考な私でも、人生を生きやすく楽しく過ごせたので誰でも自分の夢や願いは叶えられると確信を持ってお伝えしたいです。

  • その自分の心を信じようと頭で理解していても体感としてよく分からない方もいると思います。そのあたりどのようにお考えでしょうか?

  • それは先が見えているかどうかだと思います。例えば、自分の心が100万円を稼ぎたいと言っても稼いだその先が見えていないと稼ぐことに苦しさを感じてしまいます。自分の心を信じて夢を叶えた後の姿を具体的にイメージすると叶える過程はきっと恐いものではなくなりますよ!

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