「何故貴方は生まれて来たのですか、生きている意味は何ですか?」 致知一炎会会長 濱崎健一さん
何故貴方は生まれて来たのですか、生きている意味は何ですか?
そう聞かれると素直に答えることが難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は若者に志を持たせる勉強会を開催している致知一炎会会長濱崎健一さんに伺いました。
濱崎さん自身の志とその学生時代に迫っていきます。
「若者に志を持たせて日本を変える」
致知一炎会とはどんな組織なのでしょうか?
はい、まず致知というのは、僕が深く関わっている月刊誌「致知」から冠しております。
その致知という名は、東洋の古典、「大学」の格物致知を由来とします。
現代人は知識や情報にばかり囚われがちですが、頭でわかっているだけの知識や情報はあまり役には立ちません。
体験することによって初めてその知識や情報が生きる上での力となります。
実践を通して本物の知恵を身につける、そういう意味を込めて致知と名付けております。その月刊誌「致知」とは、定期購読者12万人を超える日本一の人間学誌で、この致知の読者が10万人を超えると日本は変わると言われておりました。けれども残念ながら日本は変わるどころかコロナでどんどん経済も弱く、活気も無くなっております。
それは10代20代の若者の読者が非常に少ないからです。その若者が1万人でも致知を手に取れば、必ず日本は変わると思っています。それだけ若者の力は大きいのです。これからの日本を変えるのはこの若者の力だと思っています。
この致知一炎会は一人でも多くの若者の心に火を灯す、意識改革の為の勉強会を毎月行なっている会です。
その致知一炎会への活動への熱い想いは何なのでしょうか?
今の日本はとても恵まれています。何も考えなくてもご飯を食べることが出来て国に相談すればお金が貰えて便利すぎる世の中を生きています。
それ故になぜ自分が生まれて生きているのかを真剣に考えている若者が少ないです。かの明治維新の立役者吉田松陰は松下村塾に来た生徒に指を指し「君に志はあるのか?」と聞いたそうです。
「志」は夢や目標とは違います。夢や目標は達成すれば新しい夢や目標が出て来ますし、今のも明日変わるかもしれません。
「志」はあなたはどういう道を歩いていくのか、どう在りたいのか。僕は自分に関わる1人でも多くの方に自分の志を持ってより良い日本を創ってもらいたいと思い、この社会活動をしております。
濱崎健一(はまさき・けんいち)さん
1977年生まれ。福岡県出身の地球人。
縛られる事が大嫌いで義務教育を放棄し、独学で高校卒業程度認定試験を合格、通信制の放送大学にて経済を専攻。
主にFXなどのトレーダー業を経て、世界初の技術を用いたブロックチェーンプロジェクト「QURAS」を立ち上げ、2018年はブロックチェーンセミナー講師として日本一となる。
2019年に韓国を皮切りに中国、シンガポール、ロシアに上場。
世界を回ることによって日本の弱さに直面し、経済だけを教えても日本人は変わらない。
日本を変えるには若者の力が必要だと感じ、2020年に若者と共に学ぶ人間学の勉強会を、日本一の人間学「致知」出版と開催。
致知一炎会を立ち上げ、毎月1回、定期的に意識改革の勉強会を無料で行っている。
人間学を通して若者に感性哲学を伝え、人のために涙し、人のために喜べる若者を育てたい。
そういう若者が将来日本を支える立場になった時に、確実に日本の夜明けを迎えることができると固く信じている。
沖縄、東京のデュアルライフ。
「自分が発した言葉は自分に返ってくる」
濱崎さんはどのような子供、学生生活を送っておりましたでしょうか?
子供の頃から縛られることが嫌いで義務教育に反発してはほとんど行っていませんでした。
学校での勉強は全くしていませんでしたが、高校に行けば義務教育から解放されると思い、必ず合格するという強い意思を持ち勉強したので公立の高校に合格をしました。
しかし、高校に入っても体質は変わりませんでした。校門の前には先生が立ち、頭髪検査や持ち物検査など上から圧力を感じると行き帰り30分の通勤時間が勿体なく感じて入学して1ヶ月で自主退学をしました。ただ、勉学はしたいと思い、独学で教科書やドリルを買って高校卒業認定試験を受けました。1発合格でした。そこからは経済の勉強がしたいと思い単位制の通信大学に通いました。
そのような中で就職活動はどのようにされましたでしょうか?
僕の就職活動はまさに3高(高身長、高学歴、高収入)の時代でした。僕は独学の通信大学だったので履歴書に書ける武器がありませんでした。
その中で力を入れたのが志望動機です。僕は面接の時に「仮に給与が月15万円だとしたら僕は必ず15万円以上の働きをします。自分はそれだけの価値があります。1ヶ月お試しで使って頂いてそこで15万円以上の価値があればそのまま採用してください!」と面接官に向かって堂々と言いました。
すると、面接官もちょっと試してみようという気になり、就職活動では大して困らずに小学校の子供に教材を販売する会社に就職をしました。その堂々と面接官に向かって言える自信はどこにあったのでしょうか。
自分の言葉には言霊があります。僕の祖母が自分で言ったことは全部実現するから変なことを言ってはダメよ。強くなりたいなら俺が強いと言いなさい何度も言われました。人間は3%の顕在意識と97%の潜在意識で生きています。自分が発した言葉は97%の潜在意識にダイレクトに入ってきます。
だから、僕はネガティブな言葉を使わず何度も何度も自分が出来ると言い続けた結果、心からの自信を持って面接官に自分に価値があると言えました。就職した会社ではどんな仕事でしたでしょうか?
小学校の子供に教材を販売する会社でしたので、小学校の子供の名簿からマーケティングをして、1件1件営業をしました。
その際も両親に自分達の教材を話をするのではなく、どうしたら子供達が自主的に勉強をするのか子供達の勉強姿勢や学習環境について熱心に伝え続けた結果、ご両親に信頼して頂き半年間でトップセールスマンになることが出来ました。営業は物を売るのではく自分を売ることだと強く感じます。営業のトップになってからは退職して、独立して為替トレードやFX、ビットコインなどを勉強して、そこから経済だけでなく、人間学の両方大事だと感じて致知一炎会を開催し、現在に至ります。
「何故貴方は生まれて来たのですか、生きている意味は何ですか?」
最後にこの記事を読んでいる学生にメッセージをお願いします!
僕はよく地の時代から風の時代に変わったと言いますが、その意味をあまり分かっていない方が多いなと感じます。
説明をすると、地の時代のキーワードが「固執、執着、争い」でしたが、これからの風の時代のキーワードは「共有、シェア、みんなで一つ」です。この2つの時代を歴史上の縄文時代と飛鳥弥生時代がを表しています。
縄文時代は自分達で動物を狩猟して食べていました。但し、動物達の子孫を残す為に雌と子供を逃し、雄だけを食べ、それも必要以上には食べませんでした。そして、自分1人で食べきれない分は皆んなで分け与えてとても平和な時代でした。
しかし、飛鳥弥生時代に入ると天照大神が人間に稲穂を与え、そこから人間は田んぼを作り、米の収穫を覚えました。お米は貯蓄できる為、誰もが田んぼを広く持ってお米を沢山蓄えようとしました。その為に奪い合い、互いに妬みや嫉みが生まれました。一体どちらが幸せなのでしょうか。改めて皆さんに頑張れよとは言いません、なぜなら、皆さんは充分に頑張っているからです。
だからこそ、これからは縛られた生き方をせず、他人と共有、助け合いの風の時代の意識ですごしてください。この日本を変えるのは皆さんです!応援しています!
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