「常識に縛らずに自分の命をどう喜ばせるかを考えよう」NPO法人 九州プロレス 代表理事 筑前りょう太さん
今回はNPO法人 九州プロレス 代表理事 筑前りょう太さんに伺わせて頂きました。
りょう太さんは小学生の頃に大好きなプロレスに出会って、プロレスラーになり、現在はプロレスを通して、地域や九州に元気と笑顔を届け続けています。
りょう太さんにとってのプロレスのような本当の好きなものにどうしたら出会えるのか、どうしたら幸せに楽しそうにいられるのか。
福岡大学3年生の酒井涼成と一緒に聞きながら話していますので、是非、ご一読ください!
筑前りょう太(ちくぜん・りょうた)さん
NPO法人九州プロレス理事長。 1998年1月、メキシコでミル・マスカラスを相手にプロデビュー。その後、2002年、TAKAみちのくの作ったKAIENTAI-DOJOに入団。K-DOJO最強トーナメント「ストロンゲスト-K」に優勝するなど実績を残し、同時期には新日本プロレスで魔界2号として若きエース・棚橋弘至と激しい抗争を展開した。 2008年に帰郷し、「九州ば元気にするバイ!」を理念に、九州プロレスを旗揚げ。 2012年3月「最強九州男児トーナメント」を制し、初代・九州プロレス選手権王者となる。2014年8月の設立6周年大会では “野獣”ボブサップを撃破。2018年1月には火野裕士とのタッグで九州プロレスタッグ王座を獲得した。
酒井涼成(さかい・りょうせい)さん
福岡大学3年生。人生楽しむをテーマに毎日楽しいことを求めて全力フルパワーで生活中。フットサルのイベントを2か月に1回60〜100人をキッチンカーを呼んだり、企業さんとコラボしながら行っており社会人と学生さんのマッチングを目的として、飲み会イベントやスポーツイベントなど多数のイベントを毎月企画している。
一度きりの人生、自分の命をどう喜ばせるのか
本日はありがとうございます!
りょう太さんが日頃の中で大切にしている、心がけている点を是非、教えていただきたいです。
うーん、自分の人生を好きな時間で埋める感じかな。
今は会社の経営をしてはいますが、飽きたらいつでも辞めようと思っている。笑
とは言いつつも、もう40数年間プロレスをしているので、飽きない自信もありますが。
40年以上は凄いですね。多くの人はりょう太さんにとってのプロレスのような自分の本当に好きなものに出会えずに悩んでいると思いますが、そこはいかがですか。
なんとなく思うのは、こう生きなければならない、こうあるべきに囚われて過ぎて窮屈なように感じるかな。
それよりも自分の命をどう喜ばせるのかを軸に人生を考えるのが大事ではないかなと思うね。
固定観念に縛られずに、自分の命をどう喜ばせるかを第一に考えると、りょう太さんがプロレスに出会ったように自分の本当に好きなものに出会いやすいということですか。
そうだね、僕も未だにプロレスに携わっているけれども、無理して好きであり続けようと思ったことは一度もないよ。
凄いですね。プロレスを嫌いになったことはないのですか?
うーん、一回日本のあるプロレス団体に勤めたけども、体力的に続かず3日で逃げてしまい、その時に辞めようかなと思ったね。
けれども、3日離れただけでプロレスから遠ざかっている嫌な感覚があって、自分にはやっぱりこれしかないと感じた。
3日間離れるだけで嫌だなと感じられるまで好きなのは相当凄いですね。
僕から見てもりょう太さんは楽しいそうに見えるのですが、その幸せに楽しそうに生きるコツとかあったら、お聞きしたいです。
僕は本当に小学生の時にプロレスに出会えて凄く運が良いだけなんだ。
運が良いからこそ、周り全ての方に感謝の気持ちでいっぱいではあるよ。
りょう太さんは小学生の時にプロレスに出会えたことも大きいとは思いますが、それを夢中になれているからこそ、魅力を感じやすいのかなと僕は思います。
もうねプロレスが本当に面白いんよ。
どれだけ試合で疲れていてもYouTubeでプロレスを観ているもん。家族も呆れてます。笑
こんなに勝手な自分を周りが許してくれるから、自分らしく生きることは周囲への感謝に繋がるのかなとは思うね。
りょう太さんのありがとうの気持ちが楽しそうに見えて、人が集まってくるのかなと思います!
そうだね。それはきっと誰もが人生を楽しいと思いたいし、楽しそうにしている人に集まっていくの間違いないと確信したいからだと思うよ。
義務化をせずに1つの行動にも意味を持ってやる
涼成さんは何か大切にしている意識はありますか?
そうですね。今の感覚でいうと人のご縁は凄く大事するを意識しています。
それは誰の影響?
色んな人と会っていく中で、その人達が共通してご縁は大事にした方が良いとのアドバイスを頂いてから、LINEの返信を早くしたり、お世話になった時にすぐお礼を伝えたりする姿勢を心掛けるようになりました。
そういう当たり前のことを出来ている人と頭では分かっているけど出来ていない人との差はジワジワと広がっていくのかなと思っていて、涼成さんはそこが徹底しているのが凄いと思います。
そうだね。例えば、そういうお礼を伝えること1つにしても、相手に対して別れてすぐに伝えてびっくりさせようとか喜んで貰おうとかのモチベーションでやり、義務化しないことは大事だね。
1つの行動でも意味持ってやったほうが面白いよ。
僕はご縁を大事にしつつも、大事にしすぎないことが重要かなと感じています。
それは人生には出会いがあれば、別れもあるからです。
ご縁を大事にしようとするあまり本当は別れるべきタイミングの人にしがみつくのはお互いに不幸で、別れるべき時はスッと別れて、それでも、ご縁があれば、きっとまた出会えると信じています。
確かに。限りある命だから、自分にとって良い時間や面白いかどうかを大事にする感じだね。
ご縁繋がりでいうと、自分が苦しかった辛かった時期に支えてくれた人は大事な人である感覚はあるのですが、いかがでしょうか。
それは意識せずともあるね。僕は1人で会社を起こしてまだ何もない時に最初に明太子のふくやさんが共感をしてくれて、そこからふくやさんが応援をしてくれるならと沢山の企業に支援を頂き、今があるよ。
そういう意味では特別な繋がりだし、感謝しているね。
りょう太さんのお話を聞いて、もっと自分に正直にわがままに、自分の感覚を大切にして、好きなことだけをして生きてこうとより感じました。ありがとうございました!
筑前りょう太さんについて
Facebook:https://www.facebook.com/ryotahakata
NPO法人九州プロレス:https://www.kyushu-pro-wrestling.com/