「小さな事からでいい。行動が全て。」 ビジネスファッションコンサルタント 青木修司さん

現在、ビジネスファッションコンサルタントとして、ビジネスパーソンの装いへの意識を高めており、御活躍されている青木修司さんの人生から学んでみました。

青木修司(あおき・しゅうじ)さん

1980 年、山口県下関市生まれ。大学卒業後、広告会社や外資メーカーで主に営業職として勤め、「印象を形成するファッションは、結果を左右するビジネススキルのひとつ」と気づく。 スーツスタイリスト®︎の資格を取得し、スーツスタイルからビジネスカジュアルスタイルまで体系的に学んだ。年齢や職種・役職、そして骨格やパーソナルカラー等の個性に合う装い方を伝えることで、企業や組織の財産にしてほしいと考え、講師業に転身。2020 年春に「BLUE THE STYLE」を立ち上げ、企業研修やコンサルティングを行っている。

ビジネスファッションで世の中にカッコ良い大人を増やす

  • 青木さん、今日はありがとうございます。まず、なぜ起業をしようと思ったのか教えて下さい。

  • はい。2つあります。一つ目は自分が大学生で就職活動の時に憧れる社会人が周りにいなかったので、そういうカッコ良い大人をもっと増やしたいと思ったこと。

    二つ目は、もともと自分は服が好きで気にかけている方でしたが、実際にビジネスシーンで本当に素敵な装いが出来ている人は1割程度だと思います。そして、その1割のビジネスパーソンは例外なく仕事が出来ることに気付いたことです。

    勿論、大前提として人間性や商品の中身や提案力が大事です。しかし、それと同じかそれ以上に見た目の印象も大切です。多くの人が頭では分かっているにも関わらず服装で損をしており本当に勿体ないなと感じています。

    なぜ多くの人がビジネスに相応しい装いが出来ていないのか。それはビジネスファッションを教えてくれる人がいなくて学ぶ機会がないからです。

    ビジネスマナー研修の一部で身だしなみ研修は確かにあります。しかし、それは当たり前で誰でも知っているようなことしか教えておらず、ビジネスシーンでの服装に特化して教えられる人はほとんどいないことに気付きました。

    そのような経緯もあり、現在は「BLUE THE STYLE」を立ち上げ、企業様へのビジネスファッションの研修やコンサルティングを行っております。

広告会社と外資メーカーの両方経験して感じたこと

  • この記事は学生に向けて発信しています。青木さんが学生の時はどんな学生活を過ごしておりましたか?

  • 大学生活は勉強はあまりせずに誇れるようなものではありませんが、大学から福岡に出て新しい沢山のことに触れる日々で刺激はありました。アルバイトばかりの毎日で、芸能プロダクションに所属しテレビ出演したこともあり、特殊な経験の中で学びと出会いに恵まれました。

  • 就職活動はどのように探して決めましたか?

  • 就職は大学の就職課に頂いたご縁で、広告代理店になんとなくカッコ良くてお洒落そうだなと思い決めました。当時は特にやりたいことも就職活動の軸もなく憧れる社会人もいなかったので、熱量を高く持って就職活動はしていませんでした。

  • 大学を卒業してからの社会人生活はどのような感じでしたか?

  • 最初は大学や専門学校などの教育機関を主なクライアントとする広告代理店でした。パンフレットや新聞広告、テレビCMなど幅広くやりました。広告の仕事は自分達が手がけたものが世の中に発信されて沢山の方に見て貰える喜びと達成感があり、やりがいを持って働いていました。

  • 広告の仕事が好きでずっと広告会社で働こうと思っていました。しかし、違う業界での経験も自分のキャリアにプラスになると思い、外資の大手メーカーに転職をしました。

    外資メーカーと前職の広告会社では全く違う経験が出来ました。
    広告会社は基本的に自社の商品がないので、クライアントの要望を聞いて形にして世の中に発信していくこと、そしてチームも自社だけで完結せずメディア関係の社外の人とも組む面白さもありました。その一方でメーカーは自社で製造している商品を世の中に出して売っていくお仕事であり、広告の仕事とはある意味で真逆の面白さと難しさがあり、非常に勉強になりました。

    外資メーカーで多くのことを学ばせて頂く一方で大手ならではの制約や不自由さも感じました。外資メーカーでの経験を広告の仕事に合わせるともっと深みが出て、クライアントの課題解決が出来ると思い、別の広告会社に転職をしました。(その後、最終的には独立をしました。)

小さな事からでいい。行動が全て。

  • 最後にこの記事を読んでいる大学生にメッセージをお願いします!

  • 是非とも大学生の間に小さな事からでも良いので行動をしてみてください!今の時代は情報量が増えて僕が大学生の頃に比べるとかなり良い情報を取ることが出来ます。一方で情報量が多すぎてどれを取捨選択すれば良いのか分からなくなるとも思います。その時に大切なことは何か1つでも自分で行動をすることです。
    勉強をしたり、情報を入手したりすることも大事ですが、小さな事でも良いので自分で行動や実践をしてみてください。
    特に大学生の間はその行動で失敗をしても大丈夫です。その失敗が後々あなたの財産になっていきます。

    行動の中で特に大きな決断や行動する時は恐怖や不安が出てくると思います。
    その時は何が怖いのか不安なのか明確化してみて下さい。
    その不安や怖さから目を背けようとするのではなくて、不安や怖さは出てきて当然なものであると受け入れて明確化すること。そうすると、何をすればどうすれば良いのか対処の仕方も見えてきますよ。応援しています!

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↓青木修司さんの詳細はこちら↓
「BLUE THE STYLE」webサイト
https://bluethestyle.com/
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