取材に行ったつもりが、アドバイスを頂いたお話 ── 株式会社グットラックスリー 代表取締役 井上 和久さん
申し訳ないことにこの記事は学生の方向けとはなりませんでしたが、是非一読頂けますと幸いです。
パターンを崩して、より楽しくワクワクを大切にしよう
本日はよろしくお願い致します!(取材する気満々)
安部さんの真面目さを見ていて感じますが、パターンを崩すともっと良くなると思いますよ。
はい? (急に) それはどういう意味でしょうか?
コンフォートゾーンから出ると言い換えても良いです。
パターンをやっている方が安心で生産性は上がっていくと思いますが、そこに突拍子もない成長や次元の変化は起きません。
そういう人ほど不真面目さを敢えて2、3割加え、今までとは少し違うパターンにした方が自分に合っていて、ワクワクして前に進めることは充分にあります。
既存の枠組みから抜け出すということですか?
そうですね、このsolaでも既に40記事上げているなら、そろそろパターンを変えても良いのではないかなと思います。
確かに…。何かパターンを崩す際のヒントはありますか?
それはかねてからこういうことをやってみたかったです。
あっ、今、良いアイデアを思いつきました!(突然)
え!?なんですか?
1個崩したパターンを教えると、人には2つ顔があると思っていて、1つは正面からインタビューに来てオフィシャルな自分として答えている時ともう一つは食事やお酒の席で適当に話している時です。
はい。
僕は前者にはほとんど興味ありません。なぜなら、それはホームページやどこかに載っているからです。
例えば、僕の記事なんて論点を絞って検索すれば、複数出ているので、それだけでかなり書けます。
それよりも飲み会や食事の場での話の方が面白い記事が出来ると思います。
そのことを踏まえて伝えたいアドバイスが3つあります。
1つ目は先ほど触れたパターンを崩した方が良い。
2つ目は皆やっていることしてもそんなに意味あります?
3つ目はじゃあ、何をするのかを考える時はよりワクワクする方向に舵を切ってみたらです。胸にグサグサ刺さります。
本音を言うと今日18時半に予定を入れるのはまぁまぁ面倒だと思っています。まだ一緒にご飯の方が楽しいわけです。
僕はすぐにつまらないなと感じたら何故つまらないのだろう?どうしたらより面白く、お互いに行くの楽しくなるかを考えて、そこに人の幸せがあるのではないかなと思います。
大切な点は会議室での取材や食事に拘らずに、幾つか選択の幅を持ち、相手に合わせて考えることです。
意識してやってみます!ありがとうございますm(_ _)m
井上和久(いのうえ・かずひさ)さん
グッドラックスリー代表取締役社長兼グッドラッカー。「ブロックチェーン×エンターテイメントで世界最先端を走る」というビジョンを掲げ、国内初ブロックチェーンゲームの「くりぷ豚」、ブロックチェーンアミューズメントプラットフォーム「Rakun」などを手掛ける。 「さわって!ぐでたま」シリーズ 累計450万DL突破。「PUI PUI モルカー もぐもぐパーキング」は、iOSとAndroidのアプリストアで、無料ゲームランキング1位を獲得。地域発企業ドラマ「人生のメソッド」シリーズは、福岡国際映画祭2018上映作品。前職ドリームインキュベータでは、インターネット・モバイル・コンテンツ分野を統括。1980年生まれ。福岡県出身。東京大学工学部卒業
期待に応えるのでなく、いい意味で裏切る
僕は人に期待をさせて応える行動原理やモチベーションも大切ですが、それってきつくなるのではないかと思っているんですよね。
(また急に)はい…。それはどういう意味でしょうか?
人の期待に応え続けていくが故に、自分のやりたいから離れていってしまうという意味です。
僕も3年くらい前まではその行動原理で動いていましたが、上手くいかなくなってからは人の期待に応えるのをもう辞めました。
ええ。
今の時代は「共感」がキーワードです。
昭和から平成まではサービスする側、される側と、一方向でしたが、最近増えたなって感じるのは、この境界が曖昧になって、お互いにサービスをしたりされたり双方向が増えてることです。
メルカリはじめ、シェアリングサービスというのは、その要素が強いですよね。
矢印が一方向でなく、双方向ですね。
そうです。だから、一方向に誰かの期待に応えることが合わなくなってきています。
双方向は複数から繋がりが出来て、その共感し合える場所から何か生まれたり始まったりするので、自分らしく生きやすい時代だとも思います。
先程、人の期待に応えないと言いましたが、良い意味での期待を裏切り、サプライズを与えたいですね。
けれども、そのサプライズが受け入れられるかは相手によるので、やはり「共感」が重要だとは思います。
その共感のヒントは何でしょうか?
「思いやり」が大事です。
共感と聞くと、自分と感じ方が会う人を探す考え方もありますが、人の感性をなぞって感じ取る力の両方があります。
寂しくて受け止めて理解して欲しい人は世の中に沢山いるので、先に自分から人に共感する方がニーズがあるといいますか、重要な気がしてます。
僕が小学校4年生の時の標語に「思いやり、けじめ、辛抱、精一杯」とあるのですが、思いやりが一番最初に来ているのでやはり大切だとは思っています。
ただ、僕がこの記事で読者の方に思いやりがある人だと期待されるのも嫌なので、そうは言っても僕の思いやりは自分の範囲でしか思いやっていませんと書いてくださいね。
はい。笑
編集後記
これまでsolaの記事を真面目にコツコツ続けることを大事にしてきた僕に井上さんの不真面目さを加えて面白くしようする視点は今までになく、頭を殴られた感じがありました。
今後solaもよりパターンを崩して面白くしていきますので、ぜひ温かく見守って頂きますと幸いです。
更にお話しの後、焼肉とうどんをご馳走して頂きました!ありがとうございます!