「今を全力で生きろ」参議院議員 藤末健三氏が堅く信じ抜く後悔しない生き方

皆さんは今を全力で生きていますか?

今を生きることの大切さは世の中のキャッチフレーズでも溢れていますが、心から腹落ちして実践している人はかなり少ないと思います。

今回はまさに今を全力で生きている参議院議員の藤末健三さんにインタビューをさせて頂きました。

是非、この記事を通して、後悔しない今を生きる大切さとそのヒントを感じて頂けると幸いです。

藤末建三(ふじすえ・けんぞう)さん

1964年2月18日熊本県熊本市生まれ。86年、東京工大情報工学科卒業後、通商産業省入省。95年、政府留学生としてマサチューセッツ工科大学経営学大学院卒業。96年、ハーバード大学行政政治学大学院卒業。99年、通商産業省を退官し、東京大学大学院講師に就任。2000年、東京大学助教授に就任。2005年、中国清華大学及び早稲田大学客員教授に就任。2013年、早稲田大学大学院国際関係論博士号取得○参議院総務委員長、総務副大臣兼郵政民営化担当副大臣を歴任○現在財政金融委員会理事、行政監視委員会委員、倫理選挙特委員、地方消費者特委員○著書「技術経営論」他多数○米国でプロボクシングライセンス取得

後悔しない生き方はご縁を大切に流れに乗ること

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    本日はありがとうございます!

    藤末さんが大事にしている信条があれば教えてください!

  • 流れに逆らわって生きないことですね。

    僕は人生の7割はコントロールが出来ないと思っています。

    人はコントロールが出来ない事象をコントロールしようと思って苦しむので、流れには逆らわないようにはしていますね。

  • あともう1つは後悔しない生き方だけはしようと決意しています。

    あの時に振り返ってあれをしとけば良かったと思う生き方だけはしない、失敗したけどしょうがないよねと思える方が大切ではないでしょうか。

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    成功するかよりも後悔しないことの方が大事ということですね。

  • はい、僕も民主党から自民党に移るときも罵詈雑言を言われましたが、自分で選んだ道だから後悔はしていません。

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    藤末さんが後悔しない生き方を決めたのは何かきっかけがあるのですか?

  • 高校生時代に部活動をやめてから成績が伸びて、東京大学を受けようと思っていましたが、あまりお金がなくて、家族から国立大学に一発で受かれと言われてました。

    ただ正直、東京大学に一発で受かる自信がなくて、東京工業大学を受けたら、簡単に合格をしてしまい、浪人する根性もなく、大学を決めてしまった決断を後悔しています。

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    大学受験で後悔してしまったからこそ、後悔しない生き方をしようと誓ったのですね。

  • そうですね。何かあって迷った時は基本やるようにしています。

    選挙に出ないかとお声をかけて頂いた時も世間体からすれば、東京大学の教授の方が良いわけですが、縁を頂いたので、これ断ると2度来ないなと思い、流れに乗りました。

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    後悔しない生き方とが流れに乗ることは繋がっているのですね。

  • 人生は自分の意志で動かないことが多いので、ご縁を大事にした方が良いです。

    それはこうした縁ありお会いした相手に手紙を書くかどうかこの違いです。

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    うーん、書く人は少なそうですよね。

  • 人生の中で出会える人は数少ないと思っているので、そのご縁を大切に出来るかどうかは凄く大きいです。

  • 今を楽しみ真剣に生きることが全て

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    他に藤末さんが大事にしている思想はありますか?

  • 「今しかない」「今が全て」はとても大事にしています。

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    それはどういう意味ですか?

  • 歴史上人物のデカルトは全てを疑っても、考えている自分だけは信じられると言いました。

    つまり、過去は嘘かもしれないし、未来は存在しないかもしれないから「今しか」ありません。

    人生は1回しかなく、今も1回しかない。

    その今をどれだけ楽しんで真剣に生きられるかが全てです。

  • もう少し普遍性の高い話をすると、「人間は平等かどうか」の問いがあり、僕が思う答えは平等です。

    なぜかと言うと、この世で最も長生きした人間はフランス人の女性で122歳、日本の女性の平均寿命が89歳でたった1.3倍しか変わらないからです。

    人間は与えられた時間がほとんど同じで生き方だけが違います。

    地位やお金は結果であり、基準でなく、自分が与えられた時間をどれだけ楽しんで生きられるかが全てだと思っています。

    そのために大事な点が後悔しないように生きることです。

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    今を楽しもうとしているかどうかは僕も胸に手を当てて考えさせられます。

  • 兎と亀の話で、2つの教訓がありますよね。1つ目は兎は能力が高かったが、怠けてしまった。

    亀は能力は低かったけども、一生懸命に努力をしたから偉いという教え。

    2つ目は兎は亀を見ながら走って亀を抜いてしまったから、油断して抜かれてしまったが、亀は兎も見ずにひたすらにゴールだけを見て走ったという教え。

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    そのお話は僕も聞いたことがあります。

  • 僕はもう1つ解釈をしていて、実は亀はゴールさえ見ていなかったのではないか。

    兎も関係なくただひたすらに今、目の前の道だけを見て歩いていたのではないかと僕は思います。

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    面白いですし、今を真剣に生きる話と繋がりますね。

  • 今を生きると心配しなくなります。

    今を楽しく一生懸命にやっていればいい。

    僕で言うと、正直次の選挙は勝てるどうかは分かりません。

    けれども、ストレスなくニコニコしているのは今やるべきことを一生懸命にやっていれば勝てると信じているからです。

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    選挙に落ちるかもしれないという不安はないのですか。

  • 受かるか落ちるかどうかは徹底的に計算して考えますが、落ちたらどうしようのという変な不安はないです。

    ただなんとなく今を生きて、将来を見据えていないわけでなく、目標と計画を立てて、今やるべきことをやっていれば勝てると確信しています。

  • もっと分かりやすく伝えると、今やれない人は何も出来ないし、今日出来ない人は何も出来ない。

    色々考えるのでなく、「今を全力で生きているのか」だけを問うてください。

    僕もまだまだ100%全力で生きられていると思っていません。

    全力を出し尽くせば、たとえ上手くいかなかった時にただ運がなかっただけだなと思えます。

    その思えるかどうかの差が人生を大きく分けると僕は思います。

編集後記
「今を100%全力で生きているのか?」これは僕も深く胸に手を当てさせられました。
人生は1回しかなく、今も1回しかない。それならばこの今をどれだけ楽しめているのかそれが全てだと僕も感じます。どうすれば今を楽しくなるか面白くなるかを考えらながら、日々を過ごしていきたいと思います。藤末さん、この度は貴重なお時間をありがとうございました!

藤末健三さんについて
Facebook:https://www.facebook.com/kenzofujisue
Twitter:https://twitter.com/fujisue
ホームページ:https://fujisue.net/

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