「人生一度きり!! “素直”に生きよう!!」フリーランスフォトグラファー 本郷りなさん

今回は「自分に素直に生きる」とメッセージを送ってくださる本郷りなさんに伺いました。
本郷さんの仕事への想い、写真への想い、学生、社会人のご経験が学生の皆さんに何かエンパワー出来る一つのきっかけなれば幸いです。

写真を提供するのでなく目に見えない想いを提供する

  • なぜ、りなさんはカメラマンになろうと思いましたか?

  • 実は最初からカメラマンになろうとは思っていませんでした。ただ、人と関わる事が好きで人に喜んで貰いたい気持ちはありました。
    この気持ちがカメラマンに繋がったのは、学生時代ここで働くと決めたアイ・ケイ・ケイの最終面接で面接官に「あなたは何になりたいですか?」と聞かれてプランナーやプロデューサーなど幾つか選択肢がある中で「何でもいいです。私がやりたい事は人を笑顔にしたり、人を喜ばせたりする事なので手段は何でもいいのです。」と答えたときに、その面接官が「あなたカメラマンに向いていると思う。」と言われたのがきっかけです。

  • 大きなターニングポイントですね。

  • はい。勿論、知識も技術もありませんでしたが、その面接官がここにいるカメラマンの多くはゼロから始めた人ばかりです。だから、あなたにもきっとやれますよと言われて「やります!」と決意しカメラマンとして入社をしたのが始まりです。

  • 本郷りな(ほんごう・りな)さん

    以前は結婚式場専属ブライダルフォトグラファーで前撮りや結婚式当日の撮影をしていました🕊 今は約2年前からフリーランスとしてブライダルだけでなく様々な撮影しています❁⃘*.゚ やるなら楽しく、 そして何より お客様に喜んでほしい、 ”写真”を提供するのでなく ”想い”の提供ができるように 心がけています 素敵な瞬間を残したい 可愛い瞬間を残したい 色んな人の想いを 写真に乗せて未来に繋いで いくことが私がしたいことで これからも極め続けたいこと お客様のことを好きになって その人の為に何か 出来ることはないか こういうのは好きかなぁと 1組1組考えて写真を撮ることが 私の楽しみでもあります。 数年後私が撮った”写真”を見て つい笑いたくなるような 幸せな気持ちになれるような その人の想いを未来へと繋ぐ 写真をお撮りします!

  • フリーランスになったのはどういう経緯があったのでしょうか?

  • 実はフリーランスも最初からなりたくてなった訳ではないのです。もともとは金沢の結婚式場でカメラマンをしていましたが、家族の体調が悪化して地元である福岡に転勤をさせて頂きました。ただ、福岡で仕事をしていてもなかなか家族の手伝いが出来ず、家族との時間を増やす為にフリーランスとして独立することを選択しました。

  • フリーランスへの怖さはなかったですか?

  • 正直、怖さや不安はなかったです。会社の方々も事情を理解していたので、退職しても会社から委託で結婚式の撮影や前撮りの仕事を頂いており生活には困りませんでした。ただ、今回の新型コロナウィルスの影響でそこの収入が途絶えて自分がいかに頼りきりであったのかに気づき、子供撮影や商品撮影など幅広く仕事を広げることが出来て良い機会であったなと感じます。

  • 仕事をしていて嬉しかったエピソードをお聞きしても良いでしょうか?

  • はい。私が会社でまだ新人で現場入り出来ない時にある新郎新婦さんの打ち合わせで本郷さんに撮って頂きたいと直接指名をして頂きました。
    本当はスケジュールが合わなくて…と答えないといけなかったのですが、正直に「私はまだ新人なので撮れないです。」と言ったところ、その新郎新婦さんが「でも、私たちの結婚式はまだ先なので間に合いますよね。」と言って頂きました。一生に一度の結婚式で金額も物凄く高いのに新人である私を指名してくださり1人で撮れるようになりたいと責任感を強く持ちました。メインカメラマンとして撮影したその結婚式が終わってからは何故か号泣し、新郎新婦さんによしよしとして頂いたことを今でも鮮明に覚えています。

何事も本気でやる学生社会人生活

  • りなさんの学生時代はどんな学生でしたでしょうか?

  • 学生時代はバトミントンサークルに熱を注いでおりました。
    もともと小学校から高校まではバトミントン部でバトミントン漬けの毎日でした。大学で部活はもういいなと思いサークルに入りました。ただ、サークルに入って最初はゆるく楽しくしていたのですが、だんだん物足りなくなってしまい、試合に出たいと思ってしまいました。
    そこで知人の大学の部活運営の方にに相談して、部活の試合に出させて貰えるようにしてもらい、サークルとしての楽しさのありながら、本気でやれる部分も作っていきました。

  • 凄いですね。サークルと楽しさと部活の本気さで熱量の差は生まれなかったのですか?

  • そうですね。自分が本気でやれる場所を作ったからこそ、楽しくやりたい人が居づらくならないように飲み会など頻繁にコミュニケーションを取る機会やバトミントンを教えながら楽しくする時間を積極的に作って皆が気持ち良く体育館を使えるようにしてました。

  • 就職活動はどのようにして決めましたか?

  • 学生時代に結婚式の配膳係のアルバイトをしておりました。そこで感動を創る結婚式の仕事の魅力に惹かれました。就職活動でブライダル企業で色々と探していたところ、アイ・ケイ・ケイを知りここで働きたいと感じました。

  • アイ・ケイ・ケイで働きたいと感じたのはどういう部分ですか?

  • 部活動のようなガチなところです。人の感動を作る為に全力で本気でやっている。自分もこういう人達と一緒に働きたいと面接で伝えて合格を頂き入社をしました。

  • 入社からの社会人1年目はどうでしたか?

  • 1年目はずっと自分が出来なさ過ぎて悔しくてよく泣いておりました。

  • ええ、想像出来ないです

  • 誰もが写真は自分がいいなと思って撮ると思います。私も自分がいいなと思い写真を撮りますがそれを否定されて頭では言っている事は分かっているんだけどそれが出来ない。そのことが悔しくて泣いてそれでも撮り続ける1年目でした。

  • 何がきっかけで自信がつきましたか?

  • 1人撮れるようになっても1人で撮りたくないとずっと言っていました。それは何故かというとお客様のことが好きでお客様のことを想うが故に、こんな新人な私よりも経験豊富な先輩方に撮って貰った方がいいと思っていたからです。けれども、その時に当時の上司がせっかくお客様が本郷さんに撮って欲しいという気持ちや今まで本郷さんがお願いしてくれたた方にも失礼だと思うし、他の誰よりも自信を持って撮ってくれた方がお客様も嬉しいと思うよと言われました。

    それからは写真を撮るときは必ずこの人たちを一番素敵に撮れるのは私しかいないと思い撮っています。だからこそ、お客様1人1人ただ会ってすぐ撮るのではなく、丁寧にコミュニケーションを取りこの人は元気な人なのかおしとやかな人なのかなどどういう人であるかをしっかりと確認した上でその人に合ったポージングを出して写真を撮っております。

人生一度きり!! “素直”に生きよう!!

  • 最後にこの記事を読んでいる学生にメッセージをお願いします!

  • もし、もう既に警察官や図書館の秘書など自分がやりたいこと、なりたい者が決まっている人は何でなりたいのか是非深掘りをしてみてください。
    例えば、消防士になりたい→人を助ける消防士を見てかっこいいと思ったから→なぜ、かっこいいと思ったのか→人を助けることを自分もやりたいから→なぜ人を助けたいのか→と自分のやりたいことのもう一つ奥にあるやりたいことを見つけると消防士に限らずやりたいことの幅が拡がると思います。

    なりたい者が特に決まっていない人も現時点で今一番やりたいことを出してそれが何故なのかを問いかけてください。
    そうして自分の経験や体験を深追いすると自分のやりたい事は見つかりますし誰にでも内に秘める想いは必ずあります。

  • りなさんの行動の想いはどこにあるのでしょうか?

  • 私は保育園の頃まで遡ります。保育園の時から凄く目立ちがり屋で劇とかで主役をやりたがるような子供でした。
    それはなぜかと言うと目立って演技すると親や家族が喜ぶ、その姿を見ると自分も好きで嬉しい。
    その時から自分は周りの人を喜ばせたり楽しませたい想いを持っておりました。

    是非、そういう自分を想いを大切に自分に素直に生きてください!応援してます!

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