「何を選んでもいい 一瞬一瞬に無限の選択肢がある!!」覚醒マスター 有馬薫さん
今回インタビューさせて頂いたのはスピリチュアルに重きを置いたパーソナルセッションやカウンセリングをしている有馬薫さんです。その人生から紐解いて「やりたいことを見つけるにはどうしたら良いのか」「諦めずに真剣に生きるとは何か」を聞かせて頂きました。この記事が学生の方の何か勇気を持つきっかけになれば幸いです。
自分の人生を真剣に生きよ
薫さん、今日はありがとうございます。自分のやりたいことが分からない学生に向けてどうすれば見つかると思いますか?
はっきりいってやりたいことが見つからない原因は自分の人生を真剣に生きていないからです。自分自身で自分のやってみたいが分からないはずありません。日頃から本気でやらずに中途半端に軽く生きているからやりたいと思えるまで至らないのです。一度でも目の前を一生懸命にやり抜く経験を積んでください。恋愛や勉強、スポーツ、趣味でも良いので寝食を忘れる程に100%やりきって初めてやりたいかどうかに気付けます。
やりたいかどうか悩むよりもまずは目の前のことを全力でやってみる認識で合っていますか?
そうですね。社会はこんなもんだと妥協し惰性で生きるよりも本気で生きて時に周りの人と衝突し喧嘩をする方が人生は楽しいです。学生の皆さんはまだ若いので死ぬことへの意識が薄いと思いますが、人間は誰もが例外なく必ず死にます。死んだ後あなたに問われるのはどこの大学に行ったか、何を買ったか、何を得たのかでもありません。あなたが何を諦めずに必死にやり続けられたです。若くて集中力も体力もあるうちに出来る体験をたくさんして自分の人生を真剣に生きてください。
有馬薫さん(ありま・かおる)さん
1967年生まれ、福岡県出身。
5歳の時に母親を病気で亡くし、17歳まで親戚の家に預けられる。
そこで受けた虐待が原因で精神を病んでしまうが、心理学やヨガスピリチュアルに出会い、2005年心理カウンセラーとしてカウンセリングを開始。その後、10年間で1200名以上の悩みを解決。現在では、心理カウンセリングにとどまらず、脳科学や引き寄せ、スピリチュアルなどを複合させたカウンセリングやセルフイメージの再構築セッションも行っている。2016年、新たに「自分にしかない才能を引き出し最高のライフスタイルを創る」未来型コーチングを開始。
自分の経験から苦しさや生き辛さを救いたい
この記事は学生に向けて発信をしております。薫さんは大学に進学出来なかったと聞きましたが、高校を卒業された後はどうされましたか?
私達の世代は正社員で普通に就職して定年まで働き続けることが当たり前でした。けれども私は高校卒業後に正社員で働くことに不自由さと窮屈さを感じており、アルバイトを転々とする毎日を選びます。正社員は残業や人間関係のトラブルがありましたが、アルバイトは気楽で責任も少なく嫌になったらすぐに辞められたので自分には合っていました。次第にアルバイトでも雇われるのでなくて雇う側である社長になりたいと思い起業本を読み漁り、生まれた大牟田市だと独立する為の情報や機会が少ないと感じて23歳で福岡市に出てきます。
福岡市に出てきて最初は何をしましたか?
最初はテレフォンクラブでアルバイトをしてお金を貯めて起業の機会を伺っていましたが、このままではいけないと感じて信販会社の正社員に就職をします。
窮屈だと思っていた正社員に一度はなるのですね。
はい。そこで電話営業や督促の仕事をしておりました。私自身が真面目で負けず嫌いな性格であり周りの社員がサボっている間も必死に働いて営業成績は突き抜けて1位でした。初めて会社から賞与を貰って嬉しかったのですが、全く同じ日に入社した同い年の社員が自分よりも賞与の金額が多い事実に衝撃を受けます。その人は短期大学卒業で賞与の金額は営業成績でなくて学歴で決まる会社が許せなくてすぐに退職をしました。
それは理不尽ですね。辞めた後はどうされましたか?
その後はカラーコーディネーターや翻訳家の方を呼び新聞広告で集客して講座を開催したり、飼い主の代わりにお世話するペットシッターをしたりしましたが、全く儲からずにアルバイトと並立をしないと食べていけませんでした。
その状況からどうやって現在まで至るのでしょうか?
私自身なぜ起業して社長になりたいのか内面を深く見つめ直したところ、会社で上司に命令されたくない気持ちもありましたが、それ以上に父親を見返したい感情が強いことに気づきました。過去に私よりもお金の方を大事にしている父にお金を見せつけたい気持ちが行動の原動力でその時は誰かの役に立ちたいとか貢献したいとは全く思っていないから上手くいかなかったのです。
自分の内面を見つめていくに連れて父親への執念も薄れ、初めて純粋に自分と同じ思いをした人の力になりたい意識から心理カウンセラーになりました。占いやヨガのインストラクターに仕事の幅を広げてから自分は人の心やスピリチュアルに興味を持ち始め夢中でやるようになります。ある自分の体験談をYouTubeで発信した際に非常に多くの方に共感して貰えカウンセリングの依頼が次々と入るようになりました。そこから誰もが自分の人生をどうにか幸せに生きたいと願っていると分かり、現在は自分の父親やお金の話を仮に抜いたとしても私が伝えられる話で1人でも苦しみや生き辛さから救いたいと思って活動をしています。
諦めなければ必ず実現する
最後に薫さんの人生を振り返ってこの記事を読んでいる学生にメッセージをお願いしても宜しいでしょうか?
諦めないことですね。私自身途中で諦めていたら社会や企業はこのようなものだといって腐っていたと思います。周りからなんと言われようとも、家賃や水道代が払えない時があっても自分が満足する生き方をしたいこの気持ちだけは絶対に諦めませんでした。
なぜ諦めなかったのでしょうか?
もちろん気持ちが下がり折れそうになる時はあります。けれども私は過去にこれだけ辛く苦しい体験をしたから絶対に幸せな人生を歩まないと可哀想だと思いましたし、その経験を自分だけに終わらせるのでなくて、同じ思いをした人に伝えていけたら希望になれる。私は人が生まれてきた目的や人生を幸せに生きる方法を伝え続けていくことが自分の使命であると気付き、このままでは終われない想いがあったからです。
真剣に生きてやりたいことを見つけたら最後は諦めないと。
諦めてしまったら可能性がどんなにあっても0になってしまいます。簡単に諦めてしまうならそれはやりたかったことではないかもしれません。学生のうちにやりたいことをお金や他人を理由に諦めたつもりで40代50代になってやっぱり抑えきれずにすることも無駄ではありませんが、とても勿体無いです。若さは失ってから気付きます。学生の皆さんは沢山の経験をしてやりたいと感じられる仕事に出逢えたらば周りからとやかく言われても諦めずにやり続けてくださいね!
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