「学びで終わるな体験せよ!!」 投資家見習い 坪田昌由さん

現在、日本の農業を救う熱い志も持ち、勢力的にご活動されている坪田昌由さんの人生から学んでみました!

坪田昌由(つぼた・まさよし)さん

SHAREDREAM Japan.社長
Import brand AMATERRA オーナーバイヤー
ストアカAWARD2017生徒満足度大賞
ペライチ東京都認定サポーター
クラウドファンディングアドバイザー2級
おとな食堂 食堂主
BD 1980/06/09
京都府出身AB型 双子座

日本の農業を経済面から支援がしたい

  • 今日はありがとうございます。まず、なぜ、起業をしようと思ったのか教えてください。

  • 元々、前職の飲食店でのお仕事が自分の中で極まったなと思い、全く新しい分野に挑戦しようと思っておりました。その際にハワイの不動産会社に内定を頂いていましたが、たとえハワイで就職したとしても自分が雇われている身であることは変わらないと気付きました。自分の実力をもっと試したい思いを実現することが出来るのは会社で働くことではないなと思いゼロから起業の勉強をしました。

  • 凄い覚悟ですね。最初は何の事業から始めましたか?

  • 最初は民泊の事業をやりました。丁度Airbnbが流行りはじめた頃で身近でやっている人もいなく、外国人訪問客が増えている実情でホテルが足りていないことにチャンスだと思いました。そこで自分で勉強して物件を借りて部屋を貸す事をやっていました。初月から月収が100万円を超えたので起業が面白いと思ったのを今でも覚えています。

    次は民泊の事業をやりたい人向けに物件の紹介やコンサルティングを始めました。黄金時代のゴールドラッシュのお話で金を掘る人よりもスコップやショベルやテントなどの道具を売った人が儲けたことのと同じ理由で始めたのですがこれもかなり上手くいきました。

    勿論、上手くいっただけ話だけでなくて、趣味でしていたカメラも仕事にしようと思っていたのですが、自分1人では稼ぐ事に限界があると気づき撤退しました。この時期はひたすらトライアンドエラーを繰り返し幅広く挑戦していました。

  • 農業には何がきっかけでご関心が向いたのですか?

  • 元々、料理作るのが好きで趣味で料理を振る舞うイベントを不定期でやっていました。料理を作っている時にいつも感じたのはこの料理を素材から作ったらもっと人に喜んで貰えるのではないかということでした。それで九州に行くタイミングで自分で素材から育てたいと思い農園にご連絡して農業を始めました。

  • 農業をして感じたことは農業がいかに尊いお仕事かということ。私たちがスーパーで見る野菜を10とすると、農業に携わることで0から9までの過程を知り、そこにある自然のエネルギーやパワー、生命の力や神秘に触れ、衝撃を受けました。野菜を育てているのも土や水、太陽の光など自然であることから野菜は私たちが育てているのでなく、自然が育ててくれたものを私たちがサポートしている認識の謙虚さが丁度いいと感じました。

  • 農家の人は雨や台風が来たらまたゼロやり直さないといけない忍耐力が必要で大変なお仕事にも関わらず農家の人がいなければ私たちは「食」にありつくことが出来ない。この尊いお仕事をもっと経済的に支援する為に、現在は投資家見習いとしてお金を圧倒的に増やす事業を始め、今後は「投資家」として日本の農業、特に自然栽培の農業を支えていきます。

理念に強く共感したワタミでの大きな成長

  • 大学生の時はどんな大学生活でしたか?

  • 大学生の時は勉強をあまりしなかったですが、大学祭にひたすら打ち込む大学生活でした。京都にある小さい大学でしたが、祭りが好きすぎて何故か年2回大学祭を行うぶっ飛んでいる大学でした。

    そこで、友人同士で焼きそばやフランクフルトの屋台を出し、朝から晩まで楽しみながら販売しておりました。振り返ると友人達と一緒にいくらで仕入れていくらで売ったらどれくらいの利益が出てどうしたら目標が達成出来るのか考えるのが好きだったのでその頃から飲食や商売に興味があったなと感じます。

  • 就職先であるワタミはどのように出会い決めましたか?

  • 高校・大学と続けていたイタリアンレストランの店長が読んでいた日経レストランにワタミの当時の社長渡邊美樹さんが掲載されており「うわっ、この人の近くに行ってみたい!」との衝動に駆られ、2年生の夏にワタミのインターシップに応募したのがきっかけです。そのインターシップで社員の方々と関わりよりここで働きたい想いが強まりそのまま入社しました。

    大学生の頃から成功哲学を読みまくる変な大学生でした。その中で私は人生が上手くいく人の共通点は「出会い」「感謝」「使命」であると感じました。その想いからこの3つをより体現している会社しかあり得ない!と感じていた最中、ワタミはこの3つが理念やスローガンに組み込んでいたので他の会社に見向きもせずに入社を決めました。

  • ワタミでの社会人生活はどんな様子でしたか?

  • 社会人生活は毎日がかなり大変でした。最初はアルバイトで厨房から始めたのですが、不器用すぎて沢山の火傷して手を切ってお客様にも社員にも怒られて心が何度も折れそうになりました。アルバイト代で自分で素材を買い込んではお店が始まる前に黙々と料理の練習をしていました。すると、いつのまにか料理が好きになって今では料理が本当に得意になりました。

  • 厨房の次はホール業務を担当しました。ホール業務も全然仕事ができませんでしたが、目の前のお客様から直接「ありがとう」と言われたり、お客様の笑顔を見る事が出来るのはとても嬉しい経験でした。

  • 次は副店長、店長に上がりました。社員も全然いなく1週間に1店舗新しいお店が開く為、入社10ヶ月程でお店を丸々1つ任されていました。その時はプレッシャーを感じる暇もないくらい毎日が本当に忙しかったです。年中無休で営業をしながら、30〜40人従業員のことを考えて、売り上げを出し、それでもお客様の前では笑顔を心がける。貴重な経験で人間として大きく成長をさせて頂きました。

  • その次はエリアマネージャー、マネージャーと昇進をしていきました。店舗の店長5〜7人を統括するお仕事。自分が直接的に関わらずにいかにしてお店を良くして売り上げを出すのかを考え実行します。自分がまだ若かったので歳上やタイプの違う各店長のパフォーマンスを高めることは難しかったですが、若いうちからマネジメントの経験が出来たのは有り難く今に強く活きているなと感じています。

  • 3年マネージャーの経験をした後は、東京本社の販売促進部でお店のキャンペーンやプロモーション作りを担当しました。映画やゲームのコラボレーションなどの企画を立て、よりお客様に喜んで貰い、同時に売り上げをあげていくかを考えていくお仕事。今までとはまた違った能力が必要でしたが、アイデアをカタチにすることは、自分に非常に向いていたので楽しみながら色々な企画を実践出来ました。

  • 最後は親会社グループ全体の社長室広報。自分が話したことが会社の言葉としてそのまま新聞などのメディアに残るとても責任あるお仕事でした。間違えた情報を伝えることは出来ないので一言ひとことにもの凄く気を遣ったことを覚えています。

    もうやりきった。この業界では自分の中である程度極めたと感じたので全く違う場所で全く違う仕事で挑戦がしたいと自分の力がどれだけ通用するのか試したいと思い、転職活動をしてハワイの不動産会社に内定を頂いたりもしました。(しかし、最終的には独立の道を選びました。)

学びで終わるな体験せよ!!

  • 最後にこの記事を読んでいる大学生にメッセージをお願いします!

  • 頭だけで勝負するなと伝えたいですね。今の時代は自分たちが学生の時代に比べて目だけで知識だけで画面だけで得られる情報量が数十倍になっています。それはとても良い事でもあります。しかし、行ったことがない場所もストリートビューで見て行った気になってしまうこと、動画で誰かがしているのを見て何かやった気になってしまうこと、わざわざ自分でやらなくても疑似体験で自分が色んなした経験したように感じてしまう弊害もあります。

    決して自分の頭だけで分かった気にならないでください。バーチャルでないどこかに行った時の感動、自分の手と足を動かして五感で感じること、喜怒哀楽など疑似体験では得られない事を沢山してください。これからの時代は何が起こるか分からない先行きが不透明な時代になります。その時に生き抜くサバイバル力が自分の体感を通す事で必ず身につきます。その中でトライアンドエラーを繰り返しながら応援してくれる仲間を沢山見つけてください。応援しています!

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